クラニオセイクラル・バイオダイナミクスや身体に関する色々を気まぐれにつづります。
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追悼記事です。
先日、クラニオ教室「天籟(てんらい)」を主催されていた久島正廣先生が亡くなられたとの連絡を頂きました。心よりご冥福をお祈り致します。
◆
このブログの私のプロフィール的記事にも書いてありますが、私があるエネルギーワーカーの方に紹介され、クラニオを初めて体験したのは久島先生の講座でした。ごく軽いタッチで触れられただけで気が付いたら眠っており、妙な夢を見て起きたら、頭がすっきりしたばかりか、足腰まで軽くなっており、これはすごい技術だと驚いたものです。その後、ICSBの講座に出会って、学習の中心はそちらに移りましたが、久島先生の存在がなければ、私はクラニオを知ることも始めることもなかったかもしれないと思います。この意味で、先生が私の人生に少なからず影響を与えた方であることは間違いありません。
久島先生は渡米してジム・アッシャー研究所で学ばれ(記憶がやや曖昧ですが、今から20年以上前と聞いた覚えがあります)、クラニオというボディワークが日本で全く知られていないような時期から活動されていた、まさに日本のクラニオ分野の草分けの一人と呼べる方だと思います。学ばれたのはバイオメカニクス系統のクラニオだと思いますが(※注) 、バイオダイナミクスに近いと思われる(それらの内容は私は受講していないので正確にはわかりません)、先生ならではの技術も研究・実践されていました。クラニオも最近は多少は知られてきた気もしますが、地道に活動を続けてこられた先生の功績によるところは非常に大きいと思います。
◆
私が先生の講座に参加したのは数回だけですが、主にバイオメカニクス~ファンクショナルに類する系統の技術を教えて頂いたこともあり、その後、バイオダイナミクスについて理解を深めるのに非常に役立ちました。講座は最初の1回を除いていずれも合宿形式でした。伊豆の美しい海が見える会場で、波の満ち引きを遠くに見ながらセッションの練習ができる、大変すばらしい環境だったことを覚えています。ある時はイワツバメが大量に飛び交う光景に出会い、ある時は外に休憩に出た時にニホンザルの群れに出会って驚いたり、(さすがに少し怖かったですが、傍に座って通り過ぎるのを待っていたら、悠々と去っていきました)といった伊豆ならではの出来事も思い出されます。また、合宿中は食事も用意いただけるのですが、地元のとれたての野菜等を使った贅沢な食事で、これも絶品でした。
先生に最後にお会いしたのは、約4年前、私がICSBの基礎セミナー2か3を受講した位の時期の講座で、ICSBで学んだクラニオとの差異を改めて明確にしておきたいといった意識から、久々に参加した記憶があります。どうしたことか、この講座には私1人しか参加者がおらず、非常に濃厚な時間となりました。4日間ずっと先生と交換セッションをしていたので、この時に相当鍛えて頂いた気もします。先生に紹介頂いたやり方と当時の私が理解していたICSBのやり方に若干の違いがあったこともあり、今なら「各技術体系ならではの方針・世界観の違い」として素直に受け止めることができたと思いますが、この時は結構失礼なことも言ってしまったなと少し反省しています。同時に、そういったやり取りもあったからこそ、その後の私の価値観や技術があるのだとも思います。有意義な体験でした。
◆
お世話になった期間は長くはありませんでしたが、こうやって書いてみると、久島先生には、講座を通じて、クラニオの技術以外にも、随分いろいろなことを教えて頂いたと感じます。
久島先生、ありがとうございました。
※注
九島先生は、ジム・アッシャー研究所での学びのみならず、2000年頃からトム・シェイバー.D.Oの講座等を通じ、バイオダイナミクス等も幅広く学ばれたとの情報をいただきましたので、追記させていただきます。
先日、クラニオ教室「天籟(てんらい)」を主催されていた久島正廣先生が亡くなられたとの連絡を頂きました。心よりご冥福をお祈り致します。
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このブログの私のプロフィール的記事にも書いてありますが、私があるエネルギーワーカーの方に紹介され、クラニオを初めて体験したのは久島先生の講座でした。ごく軽いタッチで触れられただけで気が付いたら眠っており、妙な夢を見て起きたら、頭がすっきりしたばかりか、足腰まで軽くなっており、これはすごい技術だと驚いたものです。その後、ICSBの講座に出会って、学習の中心はそちらに移りましたが、久島先生の存在がなければ、私はクラニオを知ることも始めることもなかったかもしれないと思います。この意味で、先生が私の人生に少なからず影響を与えた方であることは間違いありません。
久島先生は渡米してジム・アッシャー研究所で学ばれ(記憶がやや曖昧ですが、今から20年以上前と聞いた覚えがあります)、クラニオというボディワークが日本で全く知られていないような時期から活動されていた、まさに日本のクラニオ分野の草分けの一人と呼べる方だと思います。学ばれたのはバイオメカニクス系統のクラニオだと思いますが(※注) 、バイオダイナミクスに近いと思われる(それらの内容は私は受講していないので正確にはわかりません)、先生ならではの技術も研究・実践されていました。クラニオも最近は多少は知られてきた気もしますが、地道に活動を続けてこられた先生の功績によるところは非常に大きいと思います。
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私が先生の講座に参加したのは数回だけですが、主にバイオメカニクス~ファンクショナルに類する系統の技術を教えて頂いたこともあり、その後、バイオダイナミクスについて理解を深めるのに非常に役立ちました。講座は最初の1回を除いていずれも合宿形式でした。伊豆の美しい海が見える会場で、波の満ち引きを遠くに見ながらセッションの練習ができる、大変すばらしい環境だったことを覚えています。ある時はイワツバメが大量に飛び交う光景に出会い、ある時は外に休憩に出た時にニホンザルの群れに出会って驚いたり、(さすがに少し怖かったですが、傍に座って通り過ぎるのを待っていたら、悠々と去っていきました)といった伊豆ならではの出来事も思い出されます。また、合宿中は食事も用意いただけるのですが、地元のとれたての野菜等を使った贅沢な食事で、これも絶品でした。
先生に最後にお会いしたのは、約4年前、私がICSBの基礎セミナー2か3を受講した位の時期の講座で、ICSBで学んだクラニオとの差異を改めて明確にしておきたいといった意識から、久々に参加した記憶があります。どうしたことか、この講座には私1人しか参加者がおらず、非常に濃厚な時間となりました。4日間ずっと先生と交換セッションをしていたので、この時に相当鍛えて頂いた気もします。先生に紹介頂いたやり方と当時の私が理解していたICSBのやり方に若干の違いがあったこともあり、今なら「各技術体系ならではの方針・世界観の違い」として素直に受け止めることができたと思いますが、この時は結構失礼なことも言ってしまったなと少し反省しています。同時に、そういったやり取りもあったからこそ、その後の私の価値観や技術があるのだとも思います。有意義な体験でした。
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お世話になった期間は長くはありませんでしたが、こうやって書いてみると、久島先生には、講座を通じて、クラニオの技術以外にも、随分いろいろなことを教えて頂いたと感じます。
久島先生、ありがとうございました。
※注
九島先生は、ジム・アッシャー研究所での学びのみならず、2000年頃からトム・シェイバー.D.Oの講座等を通じ、バイオダイナミクス等も幅広く学ばれたとの情報をいただきましたので、追記させていただきます。
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プロフィール
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HN:
朧 こと 今野
性別:
男性
自己紹介:
会社員生活の傍ら、手技セラピー「クラニオセイクラル・バイオダイナミクス」を学んでいます。
「★クラニオバイオリンク集」ではここ以外のクラニオバイオ関連サイトを紹介しています。
私自身のクラニオセッション等の活動は現在休止中です。
私のプロフィール的なものはこちら
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