クラニオセイクラル・バイオダイナミクスや身体に関する色々を気まぐれにつづります。
|
Calendar |
Recent Entry |
Recent Comment |
Category |
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
クラニオ合宿の前半だけ終わり、一時帰宅しました。流れ的には、その成果を報告!…すべきなのかもしれないが、トラウマのメカニズムであるとか、自律神経系の働きだとかの結構突っ込んだ話で、適当に書くだけでも自分の中でもう少しまとめが必要そうなので、いつの日か書くことにします…。
それとは全く関係なく、このブログには「ぶじゅつ関連」というカテゴリが何故か用意されているものの、まったく使われていないので、今回は少しそれっぽいことを書いてみます。とりあえずは私のぶじゅつっぽい活動のきっかけでも。
◆色々言い訳しますが
「ぶじゅつ」などとひらがなで書いているように、私のやっているのは概ね「武術のような活動」というところです。突然河原で六尺棒を振ってみたり、おもむろに站椿という(同じ姿勢のままじっとしている)鍛錬をやってみるなどの武術稽古っぽいことをたまにやると生き生きするので、しばしば稽古活動を実施するというだけです。まあ、今は一応、さる中国武術の教室にお世話になっておりますが、稽古時間にせよ態度にせよ、真面目な修行者の方とは比べるべくもありません。だらだらしています。鍛錬そのものとか、稽古中に色々感じる身体感覚自体が好きで、効率的な打撃や人の崩し方などについてあまり考えてこなかったので、強いとかいう以前にまともに格闘できるかすら怪しいレベルです。ただ、稽古の過程で、自分が痛くないように倒されたり、投げられるのは得意になりましたので、逃げ足だけならば、常人の何倍かあるかも知れません。
まあ、このように、私自身は自分でも全く格闘などに向いていないと思うのですが(しかも球技などもこの上なく苦手です)、そんな人が武術なるものに興味を持ったのは、この分野が「身体文化」として、なかなか奥が深いものがあり、しかも、根性論ではなく(きつい気がしなくもない稽古を自発的に楽しくやる程度のお気楽な根性は必要ですが)ある種の合理性やセンスを頼みに探求することもできるインテリジェンス溢れる分野だと認識することができたからです。要はスポーツ音痴の人でも、しかるべき路線で、やるべきことをちゃんとやっていれば、なにか得るものがある分野という事ですね。
◆はじめてのぶじゅつ本
そんな私がはじめて武術の本を手に取ったのは、大学生のころだったと思いますが、その武術本は、何故か張世忠老師の「八極拳」でした。温厚そうなおじいさん(その方が張世忠老師ですが…)が強烈に木や壁に体当たりしている写真などがあり、中国武術の一流派である八極拳は一打必倒の強烈な武術というような事が書いてあって、温厚そうなおじいさんの写真とのギャップにびっくりした覚えがあります。八極拳の存在は、当時なら「武術(うーしゅう)」「秘伝」などの武術雑誌か、(中国武術を学ぶ方には説明するまでもない程有名な)「拳児」という漫画を通じて知る方が多かったと思いますが、私はそれらを読んだこともなく、この本を手に取ったのは全くの偶然でした。何故武術の武の字も知らなかった私が、突然武術本コーナーに行き、よりによってこの本を手に取ったのか、未だに良く理解できません。この本は、その時購入して、今も持っています。
この本を読んで心に残ったのは、一撃で人が死にかねないような強烈な打撃を持つ(かもしれない)武術なのに「いくら上達しても、この武術の技は一生涯使わないことが幸せである」と書いてあったことで、「生涯、実用の機会がないことを半ば分かっているにもかかわらず、ただ黙々ときつそうな練習をしている人たちがいるとは…何てかっこいいんだ!まさにロマンの世界だ!」と、私の感覚がずれているのか、威力とか技の種類ではない妙なところに感動していました。
そして、その勢いのまま八極拳の教室の門を叩く!と、健全な方なら即座に行動するところでしょうが、ここでどういうわけか私は足踏みしまして、その時は何もしませんでした。まあ、当時の私はまだ武術をかなり怖がってもいたし、色々精神的にもあまり元気がなかったということもあるんでしょうね。
その代わりといいますか、せっかく買ってきたのだからと思い、本の説明を眺め、何度か馬歩站椿(きつそうな鍛錬法)の真似をしようとしてみましたが、お約束といいますか、ただの筋トレ以上のものにはならず、更に色々痛めそうになって断念しました。初心者の方は、特に站椿に関しては、見た目では何をしているのか分かりにくく、足の角度が少し違うだけで大きな怪我に繋がることもあるので、公開講座でもなんでも良いから、ともかくちゃんとした先生から直に1度は手を取って習うことが必要ですね!…というようなことを身をもって体験したわけでした(当時の私はその事すら理解していませんでしたが…)。そうこうしているうちに1年くらい経ち、身辺状況が変わって少し時間ができた私が次に出会ったのは、「古武術の発見」という本でした。…というところで次回に多分続く…。
ちなみに、その後、私はいくつかの武術の公開稽古会に参加したのですが、どういうわけか、八極拳は結局今まで一度も習ったことがありません。今の武術の流派を続ける限り、多分八極拳は今後もやらないだろうとも思います。不思議な縁と思わされます。
それとは全く関係なく、このブログには「ぶじゅつ関連」というカテゴリが何故か用意されているものの、まったく使われていないので、今回は少しそれっぽいことを書いてみます。とりあえずは私のぶじゅつっぽい活動のきっかけでも。
◆色々言い訳しますが
「ぶじゅつ」などとひらがなで書いているように、私のやっているのは概ね「武術のような活動」というところです。突然河原で六尺棒を振ってみたり、おもむろに站椿という(同じ姿勢のままじっとしている)鍛錬をやってみるなどの武術稽古っぽいことをたまにやると生き生きするので、しばしば稽古活動を実施するというだけです。まあ、今は一応、さる中国武術の教室にお世話になっておりますが、稽古時間にせよ態度にせよ、真面目な修行者の方とは比べるべくもありません。だらだらしています。鍛錬そのものとか、稽古中に色々感じる身体感覚自体が好きで、効率的な打撃や人の崩し方などについてあまり考えてこなかったので、強いとかいう以前にまともに格闘できるかすら怪しいレベルです。ただ、稽古の過程で、自分が痛くないように倒されたり、投げられるのは得意になりましたので、逃げ足だけならば、常人の何倍かあるかも知れません。
まあ、このように、私自身は自分でも全く格闘などに向いていないと思うのですが(しかも球技などもこの上なく苦手です)、そんな人が武術なるものに興味を持ったのは、この分野が「身体文化」として、なかなか奥が深いものがあり、しかも、根性論ではなく(きつい気がしなくもない稽古を自発的に楽しくやる程度のお気楽な根性は必要ですが)ある種の合理性やセンスを頼みに探求することもできるインテリジェンス溢れる分野だと認識することができたからです。要はスポーツ音痴の人でも、しかるべき路線で、やるべきことをちゃんとやっていれば、なにか得るものがある分野という事ですね。
◆はじめてのぶじゅつ本
そんな私がはじめて武術の本を手に取ったのは、大学生のころだったと思いますが、その武術本は、何故か張世忠老師の「八極拳」でした。温厚そうなおじいさん(その方が張世忠老師ですが…)が強烈に木や壁に体当たりしている写真などがあり、中国武術の一流派である八極拳は一打必倒の強烈な武術というような事が書いてあって、温厚そうなおじいさんの写真とのギャップにびっくりした覚えがあります。八極拳の存在は、当時なら「武術(うーしゅう)」「秘伝」などの武術雑誌か、(中国武術を学ぶ方には説明するまでもない程有名な)「拳児」という漫画を通じて知る方が多かったと思いますが、私はそれらを読んだこともなく、この本を手に取ったのは全くの偶然でした。何故武術の武の字も知らなかった私が、突然武術本コーナーに行き、よりによってこの本を手に取ったのか、未だに良く理解できません。この本は、その時購入して、今も持っています。
この本を読んで心に残ったのは、一撃で人が死にかねないような強烈な打撃を持つ(かもしれない)武術なのに「いくら上達しても、この武術の技は一生涯使わないことが幸せである」と書いてあったことで、「生涯、実用の機会がないことを半ば分かっているにもかかわらず、ただ黙々ときつそうな練習をしている人たちがいるとは…何てかっこいいんだ!まさにロマンの世界だ!」と、私の感覚がずれているのか、威力とか技の種類ではない妙なところに感動していました。
そして、その勢いのまま八極拳の教室の門を叩く!と、健全な方なら即座に行動するところでしょうが、ここでどういうわけか私は足踏みしまして、その時は何もしませんでした。まあ、当時の私はまだ武術をかなり怖がってもいたし、色々精神的にもあまり元気がなかったということもあるんでしょうね。
その代わりといいますか、せっかく買ってきたのだからと思い、本の説明を眺め、何度か馬歩站椿(きつそうな鍛錬法)の真似をしようとしてみましたが、お約束といいますか、ただの筋トレ以上のものにはならず、更に色々痛めそうになって断念しました。初心者の方は、特に站椿に関しては、見た目では何をしているのか分かりにくく、足の角度が少し違うだけで大きな怪我に繋がることもあるので、公開講座でもなんでも良いから、ともかくちゃんとした先生から直に1度は手を取って習うことが必要ですね!…というようなことを身をもって体験したわけでした(当時の私はその事すら理解していませんでしたが…)。そうこうしているうちに1年くらい経ち、身辺状況が変わって少し時間ができた私が次に出会ったのは、「古武術の発見」という本でした。…というところで次回に多分続く…。
ちなみに、その後、私はいくつかの武術の公開稽古会に参加したのですが、どういうわけか、八極拳は結局今まで一度も習ったことがありません。今の武術の流派を続ける限り、多分八極拳は今後もやらないだろうとも思います。不思議な縁と思わされます。
PR
コメント
|
トラックバック
|
この記事にトラックバックする →
プロフィール
|
HN:
朧 こと 今野
性別:
男性
自己紹介:
会社員生活の傍ら、手技セラピー「クラニオセイクラル・バイオダイナミクス」を学んでいます。
「★クラニオバイオリンク集」ではここ以外のクラニオバイオ関連サイトを紹介しています。
私自身のクラニオセッション等の活動は現在休止中です。
私のプロフィール的なものはこちら
「★クラニオバイオリンク集」ではここ以外のクラニオバイオ関連サイトを紹介しています。
私自身のクラニオセッション等の活動は現在休止中です。
私のプロフィール的なものはこちら
最新記事
|
(07/01)
(12/27)
(02/16)
(10/26)
(06/29)
最新コメント
|
日記カテゴリ
|
ブログ内検索
|