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クラニオセイクラル・バイオダイナミクスや身体に関する色々を気まぐれにつづります。
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先日、このブログでも告知した、クラニオの先生であるバードレイナさんのイブニングトークに参加できたので、雑感など書いてみます。
かなり申込者が多いと事前に聞いていたのですが、当初の募集人数が50名位のところ、実際の参加者は80名位とのことでなかなかの盛況でした。ICSB関係者がほとんどを占めるのかなとも思っていましたが、関係者は多分4割くらいでこの手の講座としては関係者以外の方も思ったより多かったのかなと思います。もっとも、参加者のほとんどがクラニオを受けたことがあるそうなので、バードレイナさんと初見の方も「クラニオを全く知らない方」というより、「クラニオについてもっと知りたい方」が大半だったものと思われます。
個人的には久々に同期や先輩方、知人の方々にもお会いできてうれしかったですが、内容もためになりました。


講座の主なテーマは人間の「内なる健全さ(ヘルス)」についてで、合宿でも毎回のように聞いている内容のはずですが、不思議と新鮮さがありました。

ここで言う「健全さ」は、このブログでも多分書きましたが、完全な無病状態やまるで歪みがない状態(事実上そんな人はいないので)ではなく、身体がどんな状態であっても人体に常時働いている内的な自己調整の力(調整といっても、不調の回復や軽減のみならず、体温調整や、人間をヒトという生物共通の体型に成長させる働きなど、色々な意味合いや複数の働きも含まれると思います)そのものというところです。そして、その内的な働きの1つがクラニオで「1次呼吸」と呼んでいるもので、その働きを駆動させている力そのものがクラニオでいう「ブレスオブライフ」というわけですね。
上記のような説明だと理屈っぽくなっていきますが、講座では、貝殻や渦潮などの画像から、特に人間が介在しなくても、それぞれの対象が持つ働きにより自然界では美しい規則的な形がごく自然に形作られていることをイメージできるようなパートもありました。これらの情報はクラニオ・バイオダイナミクスの体系全体が雰囲気として持つイメージを難しい理屈を介さずに何となく体感するのに役立ったのではないかなと思います。

いくつかのシンプルなワークの体験もあり、特に2番目のワークは1次呼吸を感じる内容も含まれていて、シンプルな手順なれど、必ずしも「簡単」ではなかったと思うのですが、大上段に構えたり、難しい説明を重ねることで参加者を委縮させることなく、ごく自然にワークを進めていく先生の手腕はさすがだなと思いました。こういった展開だったので、何か感じられたり、そうでなくても深いリラックスを実感できた方も多いのではと思います。
ちなみに個人的には「ある技法の経験者と同じ場に居る」だけで、わずかといえど、言葉や直接的な行為によらず伝わるものがあると思っていますが、今回も一応私含む大量のICSBプラクティショナーが参加しているので、彼らが悉く1次呼吸を感じていると、場の状態にも影響が現れ、初見の方も1次呼吸を少しばかり感じやすくなるという「環境の支援効果」もこの時はさりげなく発揮されていたのかなと、何となく雰囲気から感じました。


何名かの方に感想を聞く限り、バードレイナさんの話を初めて聞く方にも講座の内容はなかなか好評だったようで、一応(かなりささやかながら)宣伝した身として、その点は安心しました。
ただ、私自身の中では、判りやすさを感じつつも、ますますクラニオ・バイオダイナミクスのスタンスについて謎が深まった感もあります。何遍も聞いたはずの話になお新鮮さを感じているという事は、このテーマに関して自分の中で「未知」な部分がかなりあるからで、まだ自分が見えていない深さがあるということなのでしょう。
自分がクラニオについて説明しても、どうにも上っ面を撫でているような感覚が否めず、実際、誤解されたり、意図と全く違う感想を聞いて、自分の力不足にがっかりすることもしばしばですが、これはやはりクラニオや「ブレスオブライフ」に関する先生との圧倒的な理解度の差なのだろうなあと感じるところです。


今回の講座を受けて、改めてクラニオ・バイオダイナミクスの主目的の様なものを考え直してみたのですが、「常に人体に恩恵を与え続けているが、いまいち存在を認識されていない1次呼吸システム」を、その人の「リソース(例えば楽しい思い出などに付随する、自分の支えとなるような身体感覚)」として登録してあげることが、クラニオセッションの大目的の1つなのかな、という言葉に一応まとまりました。

「症状の軽減」や「くたびれている人の自己調整力がより働きやすくなる」といった一般に期待されるであろう恩恵も一応はあると思いますが、それは基本的にセッションというより1次呼吸システム自体がやっていることでしょうし、ひとつの症状や歪みがセッションでなくなったとしても、生きていれば別のストレスを受けて他の不調などが出ることは当然あるでしょうから、多少不安があるたびにいちいちクラニオやら何やら受けていたのではきりがない(もちろん明確な問題がない段階で受けること自体が駄目なのではなく、頻度や依存度の問題です。)と思い続けている私としては、あまりそれらの恩恵・効能に過度にフォーカスしたくない気持ちはあります。

この「リソース」という側面から考えた場合、自分にとっての「1次呼吸システム」は、信仰などとは別の次元で、思想・体感両面において何か言葉にできない深い確信のようなものを与えてくれている存在であるように思います。
そういえば、前に東洋思想の講師をされている方に、1次呼吸システムとブレスオブライフの説明をした時、「それって、人の内側にも「タオ(道)」があるということなんじゃないですか」との感想をいただいたことがありました。私は「タオ」については理解不十分なので、深い自己調整力とどの程度同一視してよいのかわかりませんが、今思えば、そのような表現もありなのかなと感じます。
もっとも、1次呼吸システムがリソースとして自己の身体感覚に深く内在化しても、悟ってみたり、何やら別次元の高邁な境地に至るという事もなく、単に自分と共にいつも「なにか深い調整の働き」が共にいてくれて「何か凄いなあ」という、それ以上でも以下でもないとも思うのですが。

結局最後は講座と関係ない方向に脱線しましたが、個人的には上記のように今回の講座の刺激をもとにうだうだ考えているうちに、自分の中でぐるぐる回りつづけているクラニオ・バイオダイナミクスの立ち位置を現時点バージョンに仮にまとめられた感じはします。まだしっくり来ていないので、更なる精査は必要ですが、ともあれ、今回先生から話を聞いて、改めて自分にとってのクラニオを見つめなおせた気はします。

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プロフィール
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朧 こと 今野
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自己紹介:
会社員生活の傍ら、ICSBという団体の教程で手技セラピー「クラニオセイクラル・バイオダイナミクス」を学んでいます。

「★クラニオバイオリンク集」ではここ以外のクラニオバイオ関連サイトを紹介しています。

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