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クラニオセイクラル・バイオダイナミクスや身体に関する色々を気まぐれにつづります。
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相変わらず書くネタが尽きかけています…。
今回はなんとなく思いつきで、クラニオの上達みたいなことをネタに雑感を書いてみようかと。


クラニオの上達と言っても、私の場合は、おそらく他の技術と同様、「秘伝」みたいな特別な教えを得てある日突然劇的に何かが変わったといった事はなく、原理原則をどれだけ表現しているかとか、手の形とか、自分の緊張とか、色々な問題意識と格闘しつつ、黙々と数をこなしていたら、気が付いたら変わっていた、といった感じです。何かが明確にできて狂喜乱舞という事もなく、「あれ、そういえばいつのまにか○○で困ることがなくなったな」という感じで地味に変化している印象です。

こういったボディワークや武術などを学ぶと自分の体自体が変わり、結果的に考えなども変わってしまうせいか、自分がかつてどんな状態だったかというのは呆れるほどあっけなく忘れてしまうもので、記憶があいまいですが、「そういえば、最近○○で困ることがなくなったな」の例としては、相手の方に触れている時に手が離れてしまったり、おっかなびっくり触れていることが何年か前からなくなっているな、というものがあります。

これは、クライアントさん(クラニオを受ける人)に触れてセッションを進めていくと、プラクティショナー(クラニオする人)はクライアントさんの身体からいろいろな変化を感じ、状況に応じて適切に対応していく必要がありますが、ある時まで私は、クライアントさんの身体の自然な動きの表現を自分が止めてしまっているのでは、と不安になったり、自分の触れ方がまずくて余計な刺激を与えているのではないか、とびくびくしながら触れていたということです。その結果として、いつの間にか手が離れてしまっていた(自分で手をちょっとずつ離していた)、といったことが起きていたわけですね。

実際は「プラクティショナー自身が不安定な状態で触れている」こと自体がクライアントさんにとっては良くない影響につながる可能性が高いわけですが(精神論ではなく、色々な意味で硬直した身体状態で触れていることが問題)、プラクティショナーが触れ方やセッション中の対応スキルに不安があると、そこまで意識が回らないのはやむなしというところでしょうか。
これがいつの間にか解消されていた大雑把な理由としては、意識を用いた距離感の取り方のスキルや姿勢の精度などが向上したので、状況対応力が増し、また、状況に応じた適切な対応を無意識のうちに行っていることもあるので、いつの間にか相手の様々な変化を不安を持たずに受け入れやすくなったためと思います。数をこなして自信がついたといった単純な理由もあると思います。


クライアントさんの身体内の変化への対応が不安、という例とは逆に、相手が目に見えて変化しないので、何も起こっていないので不安だとか、変化すべきなのに自分の対応がまずいのではと思うあまり介入してしまう(何らかの動き・流れをクライアントさんの身体に追加してしまう)ということも結構あったと思います。
これに関しては何度も書いていますが、実際は静まっている状態を見守ることが重要で、きちんと見守っていれば、その後に新たな変化が自然と現れたり、身体の動きとしての変化が目立たなくても、深い休息の機会になってたりするので、何かしたくなりますが、余計なことはしないのが原則です。
習い始めた当初は、静かな状態で待つことにより変化が起きることを知識でしか知らないため、本当に余計なことをしなくてよいのかと、いくらか疑念を持っている状態ですが、何度もセッションをこなして経験を積む中で、この原理や人のからだの精妙な働きが体感として信頼できるようになり、しっかり待つことができるようになった、という部分はあります。当たり前ですが、クライアントさんも色々な方がいますし、理屈では分かったつもりでも、実際に人に何度も触れてみないと分からないことはたくさんあると実感します。
これに関しても、最近は大概の状況では介入しないで静かに見守ることができるようにはなったかなと思います。「静けさを前に待つスキル」が高まったとはいえ、しばらく気が散っていたり、何かの瞬間に無意識に余計な介入をしてしまっている場合もある気はしますが…。

ちなみに、多分前にも書きましたが、クラニオでは「シャットダウン」といって、プラクティショナーがクライアントさんに余計な刺激を与えたり、よくない対応をした結果、クライアントさんの身体が防御作用として硬直してしまう場合もあり、こちらは「止まっている状態」でも、結構深刻な状況です。もっとも、これは穏やかな静止と急ブレーキ後の停止の違いのようなものなので、習っている人なら違いはすぐ分かることですが、私も始めた直後はわからなかったかもしれないので、こういった「静止と停止の違いがすぐ分かる自信がある」点も成長と言えば成長でしょうか。


こうやって書いてみると、当たり前ですが、確かに自分も色々成長はしているのだなと多少は実感しますね…。クラニオ・バイオダイナミクスは見た目はじっとしているワークですが、実際には目に見えにくいなりに、熟練の段階に応じてプラクティショナーのスキルも様々な変化をしているという事ですね。

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プロフィール
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朧 こと 今野
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男性
自己紹介:
会社員生活の傍ら、ICSBという団体の教程で手技セラピー「クラニオセイクラル・バイオダイナミクス」を学んでいます。

「★クラニオバイオリンク集」ではここ以外のクラニオバイオ関連サイトを紹介しています。

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