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クラニオセイクラル・バイオダイナミクスや身体に関する色々を気まぐれにつづります。
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前回はクラニオ・バイオダイナミクスの「タッチする」という意味での触れ方について書いてみましたが、今回は「どこに触れるか」というような意味合いでの触れ方「ハンドポジション」について書きます。といっても、種類がたくさんあるので、概略だけ書きます。

◆ハンドポジション
クラニオでは、多分先人が色々試行錯誤した結果まとまってきたと思われる、「ここに触れていくとだいたい展開がスムーズ」とされる触れる場所があり、その「基本的な触れ場所」が「ハンドポジション」と呼ばれます。実践性を持ち合わせた型みたいなものです。

全身の色々な個所に触れる可能性があるため(もちろん受ける方が抵抗を覚える部位、社会的に問題挙がるような部位には触れません)、色々ハンドポジションはありますが、触れる場所は自由に選んでいいので、無限にあるといえなくもないです。ただ、常識的に考ると触れる場所は比較的限られるし、教程で習ったり、市販の本に載っている代表的なポジションの多くはほぼ完成されていて、かなり使い勝手がいいのも確かです。そのため、今のところ、私がセッションを進める上では、習ったポジションと、それを微妙に変形したものくらいで事足りています。主に触れる場所としては、頭部、肩、胸の上部、横隔膜付近、背骨、仙骨、足などが一般的です。

◆頭への触れ方
「クラニオセイクラル」は直訳すると「頭蓋仙骨」となりますが、「頭蓋」と付くだけに、頭に触れるハンドポジションの種類は非常に多いです。骨1つ1つに対応する触れ方があります。篩骨や鋤骨など、頭の中央部にあって物理的に触れる事が困難な骨の場合は、別の骨との動きの連動などを通じて、対象の骨が感じられるような触れ方になります。しかし、頭部へのたくさん触れ方があるといっても、普段使うのは、受け手の人にあまり抵抗がなさそうな3,4種類というところです。技法名が頭蓋仙骨という名前である割に、セッションを通じて、頭に1度も触れないこともしばしばです。頭部はデリケートな部位なので、クラニオを受け慣れている人相手で、さらにそこに触れる必然性がなければ、特殊なポジションはそうそう使いませんし、相手の方に抵抗があることはしたくないものです。

◆触れる回数など
クラニオでは、だいたい45~60分程度の1セッションにつき、身体の2~4カ所くらいを順番に触れていきます。1カ所につき、だいたい10~20分程じっと触れている、を繰り返すワークです。「1セッションにつき、2~4個くらいのハンドポジションを使う」ともいえます。私自身は教程で主に紹介されている、「受ける人の身体システムが静まりやすそうな部位⇒気になる部位⇒落ち着いて現実に戻ってきやすそうな部位」の3カ所かそれ以上に順番に触れていくことが多いです。状況によっては最初のハンドポジションを40分くらいひたすらやって終わらせる時もあります。その一方で、1セッションで5カ所くらい触れる展開もあります。使うハンドポジションは受ける人の状態やセッションの展開によって決まるので、だいたいこうかな、というのはあるものの、ほとんど常にアドリブ展開です。

ハンドポジションは、頭部に触れる一部のものはかなり難しいですが、大抵のものは形だけならそう難しくありません。また、難しければ効果が高いかというとそんなこともありません。「必要な場所に適切な方法で触れる」ことが重要なので、基本的な数ポジションに熟練するだけでもセッションは一応できると思います。実際、代表的なハンドポジションの形だけを紹介するなら、数日の講習でも事足りるかも知れません。ただ、「形を知っても、それだけでは使えない」というのは武術などでも大変お約束なメッセージですが、クラニオもまた然りで、使いこなすまではそれなりに時間がかかるものです。まあ、クラニオの場合は「触れながらも余計な介入をしない」ことが大切なので、ある意味「使いこなす」とは逆ともいえますが。

◆部分ではなく全体を見る窓
なお、ハンドポジションで特定の部位、時には特定の1個の骨に触れるといっても、「その骨に注目してゆるませる・矯正する」といったことが主目的ではないのが(結果的にゆるんだりはしますが)、クラニオ・バイオダイナミクスの特性であり、なかなかやっていて難しくも興味深いところです。
じゃあ、主な目的は何なのかというと、「触れている部位をやや意識しつつも、身体システム全体の働きを視野に入れる」ことです。つまり、常にワークの対象は「身体システム全体のバランス」であり、ハンドポジションで触れている部分は「身体システム全体を感じる窓口として適切」と感じられたがゆえに触れられている、といえます。ここから触れていくと、受けるひとのからだの「全体性」や「健全性」に繋がりやすいだろうと感じるから、あるハンドポジションを選んで触れていく、という感じです。

2013/10 言い回し修正

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朧 こと 今野
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自己紹介:
会社員生活の傍ら、ICSBという団体の教程で手技セラピー「クラニオセイクラル・バイオダイナミクス」を学んでいます。

「★クラニオバイオリンク集」ではここ以外のクラニオバイオ関連サイトを紹介しています。

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