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クラニオセイクラル・バイオダイナミクスや身体に関する色々を気まぐれにつづります。
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またクラニオ・バイオダイナミクスの基本的な概念についての話に戻ります。今回はクラニオのセッションのだいたいの組み立て方について。

クラニオについて、このブログでは「触れてじっとしているだけ」などと良く書いていますが、一応ボディワークの技術体系なので、ある程度手順はあります。「触れてじっとしている」を何回か繰り返すその流れみたいなものともいえます。
クラニオ・バイオダイナミクスのセッションはだいたい以下のような手順で進みます。もっともこれは「私が習った教程では」ということで、バイオダイナミクス派でも、少し違う進め方のところはあるかも知れず、絶対というわけでもありません。

1.
クライアントさん(受ける人)の話を聞きます。体調や世間話、クラニオについて知らない方にはクラニオの簡単な説明などもしたり。まあ、普通のことですね。

2.
クライアントさんにはベッドに横になってもらいます。プラクティショナー(やる人)は距離を取って静かに待ちます。この時、プラクティショナーはクライアントさんとの適切な距離感を感じたり、自分自身が十分落ち着いたり、実際に身体に触れる前の準備をします。ここでクライアントさんに幾つか今感じている身体の状態を聞く場合もあります。

3.
頭など敏感な場所にいきなり触れると、ショックが大きかったり落ち着かなかったりするので、クライアントさんにとって抵抗がなさそうな部位(肩、身体の側面、足など)に触れます。私が学ぶ教程では身体の側面(「右肩と右膝」など)に触れる事が多いです。身体全体をなんとなく把握できる感じがあるので、個人的にもよく側面から開始します。

4.
プラクティショナーはそのままじっとしています。身体全体のリズムが十分に落ち着くのを待ちます。

5.
プラクティショナーは移動して、「気になる部位」に触れます。何となくここに触れると良さそうだという、ある種の勘で決めます。決定にはある程度慣れも必要です。プラクティショナーが初心者の頃は「身体の停滞感がありそうな場所」に触れてみたりもしますが、実際は必ずしも、クライアントさんが「問題(痛みとか歪みとか)を感じる部分」に触れるとは限りません。逆に、「特に身体の中で元気がある」と感じられる部位に触れることもしばしばです。

「問題を感じる箇所」に必ずしも触れないのは、クラニオバイオダイナミクスが「身体システム全体のバランスが整うのを助ける(「ひたすら整いやすい環境を用意して待っている」ので、「整える」とも違う)」方針でセッションを進めるためです。バランスが取れた結果として問題も解決することを目指しているともいえます。

これは例えば、ある身体の歪みだけをなくしても、その歪みは身体全体としっかり結びついたものでもあるので、全体のバランスが変わらないとまた元に戻ってしまうということもあります。また、問題だろうと思った歪みでも、無理やり変えようとすれば、それに身体が抵抗することもあります。身体全体にとって無理のないように変容を促していくのがクラニオの特徴です。

触れる場所は、「そこに触れる事で特に身体全体の調整作用が適切に働いてくれそうだから」という基準で決まる、と考えても良いかと思います。

6.
触れる場所が決まったら、ここでもやる側はじっと長時間触れます。なお、「気になる場所」が何カ所かある場合は、複数箇所に触れる場合もありますが、せいぜい2,3箇所です。変化が大きすぎると大変なので、1度のセッションでむやみやたらと多くの部位に触れる事はないです。この段階では、プラクティショナーは、クライアントさんの身体が自ら整う様子に気づきつつ、静かに待ちます。

7.
最後に、クライアントさんが落ち着ける場所に触れます。主に足か仙骨であることが多いです。ここでも触れる場所が決まったら、プラクティショナーは触れながらしばらくじっと待ちます。それらの部位に触れることで、身体全体のシステムがセッション中に起きた変化を整理し、日常生活にしっかり戻れるように助けます。

8.
これで終了です。セッションを受けたクライアントさんは眠い場合が多いので、起き上がれるようになるまで待ったり、足を軽くマッサージしたりします。起きられるようになったら、セッションの総括などを話します。

…こんな感じです。ひとくちに「じっとしている」といっても、セッションの進行具合によって、それぞれ多少意味あいが違う、ということですね。まあ、見た目は同じなわけですが。

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朧 こと 今野
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男性
自己紹介:
会社員生活の傍ら、ICSBという団体の教程で手技セラピー「クラニオセイクラル・バイオダイナミクス」を学んでいます。

「★クラニオバイオリンク集」ではここ以外のクラニオバイオ関連サイトを紹介しています。

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