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クラニオセイクラル・バイオダイナミクスや身体に関する色々を気まぐれにつづります。
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早いもので気が付けば前の記事から半年くらい経過してしまいました。
この半年、私はクラニオセッションはほとんどやっておらず、クラニオに関する講座も受けていないですが、あまり活動していないなりに、いざやる段になると、不思議と前より楽に安定してセッションを進められている気がしています(もちろん、クラニオを真剣にやっていくなら、数をこなした方が望ましいのは確かですが)。
どんな状況でも上達の余地はあるということで、なにかの参考になるか判りませんが、今回は上記のような状況でのクラニオの上達をお題に書いてみます。これは、私の場合は以下2点による影響が大きいのかなと思っています。


■以前より姿勢が安定しており、結果として落ち着きやすくなっている。
この半年、私は中国武術の稽古に比較的注力したこともあってか、取り立てて何の工夫をしなくても、セッションでクライアントさんの前に座った時、姿勢が少し前より明らかに安定しており、セッション進行が大変楽です。姿勢が安定すると、自分の肉体的緊張などの余計な要素に気を取られなくなって集中力・認識力が上がりますし、自分もクライアントさんもリラックスして身体システムが静まりやすくなるので良いことづくめです。

具体的にどういう姿勢が良いのかは人や流儀によりけりと思いますが、大雑把には「肩肘が落ち、背中がまっすぐで下半身が安定し、上半身に無駄な力が入らずに済む」ような姿勢が望ましいと思います。クラニオの各講座の中でも概ねそういう姿勢が紹介されていると思いますが、この姿勢の精度は熟練や探求によりかなり伸びしろがある要素という気がします。
クラニオセッションではプラクティショナーの深い落ち着きが必要ですが、自分に意識的に落ち着けと言いきかせても落ち着けるものではないし、ひたすら脱力だけすると意識がぼんやりしてセッションに差し障りがある場合もあると思うので、構造的に安定してかつリラックスできる姿勢を探究していけば、自然と外界(やクライアント)とつながりつつも、自分自身の内面も静まりやすくなっていくと思います。

私が学ぶ中国武術で必要とされる姿勢(座っていることが大半のクラニオとは違い、中国武術はほぼ立った姿勢ですが)も概ね前述のような要件のため、労せずして「プラクティショナーニュートラルを確立しやすい姿勢」が精密になっていっているのかなと思います。
なお、私の場合は中国武術をたまたまやっているので、そこでの学びがそのまま役立っていますが、別に中国武術やその他の伝統武術を学習しなければ姿勢の安定に役立たないわけでは全くなく、身体を使うものなら、ヨガでも他のワークでも家事でも、何でも経験が活かせる可能性があると思います。


■セッションは漫然と行わず、1回のセッションからできるだけ学ぼうとする
実施回数が少ないなりに、毎回のセッションの振り返りは欠かさないようにしています。具体的には、セッション後に、セッション中に起きた事や気づいたことの記録を取り、良かった点や次はこうしたいという目標や改善点をまとめてみるといったことです。

私の場合、この記録は教程で学んでいる途中に勧められ(というか一定数以上のセッション内容の記録をすること自体が卒業の条件だったのですが)、今に至るまでずっと繰り返しているだけですが、これはセッション中にクライアントさんの身体状況のみならず、自分自身がどういう状態だったかを振り返るのにも役立ちますし、書いているうちにセッション中は気づかなかった発見があったりもするので、本格的に活動していない方でもやってみることをお勧めします。何度も書いているが、同じ課題がずっとなくならないようなら、習った先生や同じ教程で習っている友達に相談してみるのもよいと思います。

クライアントさんのセッション感想も結構面白いものが多いので、それを記録して、自分が気づいた点と比較するのも良いと思います。クラニオセッションの体感は受けた人によってはやや判りにくい場合もあるので、時に冷たい感想もあるかもしれませんが、セッションで自分のベストを尽くせたなら、その意見は参考にしつつも、過剰に気にすることはないと思います。また逆に、仮にクライアントさんがセッションをほめてくれても、セッション中に自分が問題意識を感じたなら、それでよしとせず、更なるよいセッションを探究していこうとする態度は持ち続けたいと個人的には思っています。この類の記録はある程度しっかりクラニオを学んだ方は普通にやっているかと思いますが、私もこの記録の積み重ねが自分にとって結構見えない部分での財産になってきた実感が最近は少し出てきたので、ここに挙げてみました。



過去に何度も書いているように、クラニオ・バイオダイナミクスではプラクティショナーニュートラルの質や自身の意識のありようが特に重要度が高い要素と思いますので(もちろん、最初からそれだけ追求すればよいわけではなく、クラニオの基本的な手順を身に付けるうえで必要最低限の解剖学知識や、典型的なハンドポジション等の理解と実践は当然必要ですが)、上記以外のことでも、日常生活や他分野の学習の中でそれらが深まるような体験があるならば、クラニオに触れる機会が少なくなっていても、クラニオスキルの上達につながるものを得られるのではと思っています。
別に瞑想であるとか、特別なワーク以外でも、例えば仕事などからクラニオにフィードバックできることもあるかもしれません。例えば、仕事で難しい折衝の時に落ち着いて粘り強く顧客の話を聞いて対応できるなら、クラニオセッションでクライアントさんを前にして落ち着いていることは、(クラニオセッションに必要な落ち着きの質を理解していればの話ですが)容易かもしれないですね。

とまあ、グダグダ書いてみましたが、上記はおそらくこれまでの記事でも書いている上に、本当に当たり前のことで、書く意味があるのかと自問自答してしまった程です。ただ、これまでの個人的経験において、クラニオの上達というものがあるとしたら、それは、特別な知識(もちろん、前述の通り知識はあるにこしたことはないので、知識を得ることは重要と思います。)や、秘伝もしくは奥義のようなハンドポジションやテクニックの習得(多分、現時点のクラニオにはそんな大層な手法はなく、多少特殊な進め方や触れ方があるとしても、基本原則は通常セッションとほぼ同じだろうと思っています)といった裏技的なものの中にではなく、上記に代表されるような非常に当たり前なことの積み重ねの中にあるように個人的には思っています。
クラニオに限らずでしょうが、要は学びのポイントはあるにしても、てっとり早い上達方法はないといえるかと思います。クラニオを行う方には学びたての方から、私のような中途半端な者から、たくさんのセッションをこなすプロの方まで、様々と思いますが、どんな環境に居るにせよ、クラニオの原理原則に忠実に、各人の対応できる範囲で日々当たり前のことを積み重ねつつ、試行錯誤しながら前に進んでいけば、それぞれが少しずつでも良いセッションに近づいていけるのではと思っています。

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プロフィール
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朧 こと 今野
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自己紹介:
会社員生活の傍ら、ICSBという団体の教程で手技セラピー「クラニオセイクラル・バイオダイナミクス」を学んでいます。

「★クラニオバイオリンク集」ではここ以外のクラニオバイオ関連サイトを紹介しています。

クラニオセッションは現在、ブログ主と近しい方、ICSBのクラニオ・バイオダイナミクス学習者を中心に限定的に実施しています。
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