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クラニオセイクラル・バイオダイナミクスや身体に関する色々を気まぐれにつづります。
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今日はクラニオのことを書く気力が湧いてこないので、
日記風に稽古っぽいことなど書きます。


2か月くらい前から、通っている中国武術教室で大極剣を習い始めました。武術を稽古されている方には説明するまでもないですが、中国武術では(というか世界中の多くの伝統武術では)拳術と武器術がセットになっており、太極拳にも「太極剣」が併設されている流派が多くあります。

中国武術の「剣」というのは細身の両刃の片手剣で、日本刀のような両手剣とはだいぶ様子が異なります。私が学ぶ太極拳流派の併設武器は剣のみですが、「大極刀(これも日本刀と違って片手で振る刀です。青竜刀みたいな感じです)」やその他私がまったく知らない武器を併設する門派もあるみたいです。

拳術と武器術がセットになっているのは、大雑把にいうと両者の技術に共通点があるからです。そのため、拳術をある程度学んで身体を作り、多少動けるようになってから武器術に進むのが一般的なようです。私自身は中国武術に関してはほとんど素人ですから、ようやく武器を習ってもよい段階に来たというところです。私は過去に若干の武術経験はありますが、新しい流派を習い始めたらやはりゼロからスタートということです。

剣の独特の使い勝手にはなかなか慣れませんでしたが、毎日のように振っていたら、なんとなく振れるような気にはなってきました。中国武術の剣は大変精妙な武器で、相手を両断するような使い方には向かないものの、剣先を相手の筋肉の隙間に滑り込ませるようなテクニカルな使い方を想定した恐ろしい武器とのことです。

そのため、技術が十分ならばあまり腕力がない(脱力しているという意味ではなく)人でも相手を無力化できる反面、熟練には長い修練(30年くらい)が必要とのこと。納得です。まあ、使う機会は一生ないだろうし、あったら困りますけど、現代における武術はそういうものでしょうし、のんびり取り組みたいところです。


凄く当たり前なことなんですが、剣を習い始めて、何かの技術をある程度以上身に着けるにはしかるべき技術を伝えている方にちゃんと体系立てて教えてもらう機会がないとやはり駄目だなということを改めて実感しています。私が本か何か読んで自分で剣を懸命に振ってみたところで、剣は基本的にはこんな風に使うのだと先生に数分説明を受けたことを実感するだけで何年もかかってしまいそうです。

もちろん、練習して身に着けるのは自分自身ですから、教えてもらえる立場であっても、漫然と先生のいうことを聞くだけでは足りず、習得にあたっては自分なりの探求・試行錯誤・たくさんの自主稽古が必要といえます。しかし、もともと完成している体系の模範解答を最初から紹介されて努力するのと、知らないで取り組もうとする道のりには大きな違いがある気がします。

過去の私自身そうでしたが、そもそも、多少は身体や動きを見る目を持っているつもりでも、実際に教わってみると、事前に同流派の映像を見たことでは全く分からない点が非常に多かったです。自分にとって未知の世界なのですから、自分の既存の価値観・視点で判断することが至難なのは至極当然でありますが。

また、うまく言葉で言い表せませんが、何かの技術体系を学ぶことは、手の形とか腰構えみたいな単発のこつをたくさん身に着けることではなく、「それらの部分的注意全てを含む動きの雰囲気丸ごと全体」や「その流儀が持つ空気感・世界観」といった、先人が受け継いできた「パッケージ化されたその技術体系全体」を肌で丸ごと体験し続けることに意味がある気がします。連綿と受け継がれてきた智慧に触れることに意義があるとでも言いますか。まあ、対人稽古で強さを発揮するといった部分まで追求すると、そういう部分だけで満足していてはいけないのかもしれませんが、個人的には現状の割と緩い取り組みでもお腹一杯です。


…後半に続く。

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朧 こと 今野
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自己紹介:
会社員生活の傍ら、ICSBという団体の教程で手技セラピー「クラニオセイクラル・バイオダイナミクス」を学んでいます。

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