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クラニオセイクラル・バイオダイナミクスや身体に関する色々を気まぐれにつづります。
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先週、ツイッターの自分のつぶやきを機に、「クラニオ・バイオダイナミクスの失敗」について考えるきっかけがあったので、それについて書いてみようと思います。考えてみて、なかなか奥が深いテーマだと思わされました。


そもそも、「失敗」といっても、クラニオの場合、何をもって失敗とみなすかが結構難しい部分がありますが、とりあえず、ここで扱う「失敗」は、セッションの対応が未熟なことが主な要因で受ける人の身体に起こる、クラニオ独特の気持ち悪い状態です。一瞬のことではなく、何の対応もしない場合、持続性もあると思われます。いろいろ種類はあり、個人的に(クラニオセミナー中に自分が受ける側として)体験した「失敗」例には、以下のような感じがあります。
 ①自分の心と身体が分かれたような、ふわふわと浮ついた、現実感のない感じになる
 ②身体の内部がぐるぐる不規則に渦を巻いているような感じになる
 ③身体全体が締め付けられ、視野が狭くなっている感じになる

①は「乖離」とも呼ばれる状態と思います。ふわふわといっても幸せな感じはなく、自分だけが世界から切り離されて世界が灰色に見えるような感じです。
②は、身体内部の流れに余計な流れが外部から追加されてしまい、身体全体の流れのバランスが狂ってしまった状態と考えられます。
③は、セッションで身体がリラックスして開いていくような反応をするはずが、逆に締まって動かなくなってしまった感じでしょうか。


クラニオのセミナー中は、みんなまだ腕前が未熟だったり、時にはあまり自分が触れられたくない敏感な部位(かつて怪我をした部位など)に触れられる役になって練習しなければならず、上記のような現象がたまに発生していました。
こういった状況が起きた時は、先生やアシスタントの方がクラニオの簡単なセッションでサポートしてくれるか、当日の講座終了後、夜にうなりながら自分で自分にクラニオしたり、宿泊施設の部屋にひそかに同期を呼んで自分をこんな目に遭わせた人への文句を聴いてもらいながらセッションしてもらう(笑)などで大事に至らずに済んでいましたが、全く経験のない方が本などを見ていきなりクラニオまがいのことをしようとした場合、こういった現象が起きるリスクがあることは念頭に置いた方がよいかと思います。


クラニオ・バイオダイナミクスは、「刺激を与えないから他の技法より安全」ということはありません。クラニオのセッションでは刺激がほとんど与えられない分、受け手の方はおそらく、他のボディワークを受けた場合よりも更に無防備な状態になっているので、あまりにもいい加減な状態で相手の方に対していたり、微量でも、うかつに刺激を加えてしまうと、それが思わぬマイナスの結果をもたらす場合があります。他の技法なら、強い刺激を与えても全然大丈夫なことがあったり、むしろ強い刺激が気持ちいいこともあると思いますが、バイオダイナミクスでは刺激を加えないことで効果を発揮する技法であるのみならず、刺激に対して非常にシビアでもあるわけです。

つまり、うっかりな対応をした場合、神経系や身体システム全体のリズムなど、通常ならあまり影響を受けないような細やかな単位にダメージを与えかねないため、やりようによっては、その影響もほかの技法よりも深刻な可能性があります。そもそも、上記のような失敗は皆ある程度は気を付けているであろう環境の講座内で起きているくらいなので、まだましな方だと思います。何も知らない方がおかしなことをやり続けていたら、効いているつもりで神経系にダメージを与え続けてしまい(身体全体のバランスからみると、症状を単に止めたり、表面的に身体が変わることがよいとも限らないので)、それこそ、気功で言う「偏差」みたいな状態に相手を追い込んでしまうかもしれません。とりあえず、クラニオに関しては他のボディワークとも少し勝手が違う部分があり、自己流はリスクが高いので、これからやりたい方はできる限り習ったほうが良いと思います…。


…長くなったので後半↓に続く。
http://craniolife.iga-log.com/Entry/113/

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会社員生活の傍ら、ICSBという団体の教程で手技セラピー「クラニオセイクラル・バイオダイナミクス」を学んでいます。

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