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クラニオセイクラル・バイオダイナミクスや身体に関する色々を気まぐれにつづります。
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長くなったので記事を分割しました。
こちらが後半です。


なお、「失敗」発生の要因としては、人間関係とか、いろいろ複雑な要素も絡んでくるのですが、とりあえず、術者自身に関係するものとしては、自分の意識の状態、相手との距離感、姿勢、触れ方、インプットを加えたか、などがあります。どれもこれも結構細かいので、見た目では(姿勢や触れ方以外は)いまいち良く分からないかもしれないかもしれません。先の例のうち、ありがちな要因をそれぞれあげてみると、以下のような感じかと思います。

①の「乖離」は、術者の意識の置き方が広すぎたり(少々わかりづらい言い方かもですが)、受ける方との物理的距離感が遠すぎたり、相手の身体状態を顧みず自分の世界に浸りすぎた場合などに起こりやすい気がします。目の前の相手をおろそかにしている状態で起きることが多い気がします。

②の流れが乱れている感じは、受ける方がある程度深い状態に入ったときに、術者が強く相手の内部を観察したり、 突然手を放したりといった極端な行動をすると起きやすそうです。余計な刺激を加えてしまった状態ですね。身体が自分で調整しようとゆっくり動き始めていた時に、いきなりショックを加えられるようなものですから、たまったものではありません。ショックの与えられ方によっては、激しい乱れが起きる代わりに硬直(クラニオではシャットダウンと呼ばれている)することもあり、結果的に①に近い状況に陥ることもありそうです。

③は、主に術者の触れ方が雑だったり、受ける方との距離感が近すぎる場合が多いかと思います。あとは、むやみと観察することでも起こりそうです。身体の各部が動こうとしているのにその動きを意識や姿勢でがっちりと止めてしまっているような形が続くと、身体システムはそのまま硬直してしまいます。相手に触れている圧を軽くしようとすればするほど自分が緊張し、結果的に相手をこわばらせることになる、といったことが私も最初のころはしばしばありました。失敗というほどではなかったですが、今思えばかなり微妙だったなと思います。


なお、数年以上経験を積んでいるレベルのクラニオ術者なら、①~③くらいの失敗はまずしないと思います。そもそも、触れるべき場所の判定、距離感、姿勢、感覚の精度が駆け出しの頃よりも格段に向上しているので、そうそう相手にとってリスクの高いポジション(触れ方、触れる場所)でセッションをしようとしないでしょう。

また、仮にいろいろな条件が重なってしまって、失敗に近い状態になっても、経験者は沢山の選択肢を持っているので、セッション全体を通じて、プラスマイナスゼロくらいに持っていく能力もあると思います。たとえば、このポジションにずっと触れ続けていたら何となくまずそうだという感覚を持っているため、ひどい状態になる前に自分の触れ方や距離を見直して影響を抑えたり、セッションを中断したりすることもできますし、仮に受ける方が多少気持ち悪くなってしまっても、講座中にアシスタントの方が自分たちにしてくれたように、別のポジションに移って、受ける方が落ち着くまで待ち続けることもできます。


まあ、こうやって見てみると、これらの対応に関しては、自分自身が講座中に痛い目に遭った時の経験が生きている部分が結構ありますね。自分も相手をそんな目に遭わせたくないので、相手を尊重しなくてはならないと否応なく学び、非常に用心深くなりますし。私も、講座で気持ち悪くなった時は、やってくれた(?)方に、なんてことをしてくれたんだ!と思ったりしたものですが(笑)、本当に無駄な経験はなかったんだな、あの時点で失敗されて良かった、と今は本当に思います。

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朧 こと 今野
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会社員生活の傍ら、ICSBという団体の教程で手技セラピー「クラニオセイクラル・バイオダイナミクス」を学んでいます。

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