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クラニオセイクラル・バイオダイナミクスや身体に関する色々を気まぐれにつづります。
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クラニオを視点を変えつつ何べんも説明してみようとする試みの一部ということで、今回は「クラニオ・バイオダイナミクス(以下クラニオ)とエネルギーワークの違い」を考えてみます。

エネルギーワークについては私は専門家ではないですが、クラニオを学ぶ前に、直伝靈氣というエネルギーワークの講座を受けたことがあり、それ以外にも好奇心からいくつかのエネルギーワークを受けたことがあるため、それらの経験をもとに語ってみます。なお、この文はあくまで両者の違いを述べることでクラニオの特徴を際立たせることが目的であり、エネルギーワークになんらもの申す意図はありません。ご了承ください。


◆クラニオは見た目が見た目だが
さて、クラニオ・バイオダイナミクスはセッションの見た目だけ記述すると「相手の方の体に静かに触れて十数分かそれ以上じっとしている。」となるので、見た目からは何が起きているのか非常にわかりにくい部分があります。
そのため、相手の身体に触れているか、もしくは相手に向かって手をかざしてじっとしているようなエネルギーワークの一種と時には勘違いされることもあるかもしれません。でも、(少なくとも私が学んだものは)これらの体系とやっていることが色々と違います。


◆エネルギーワークの特徴(仮)
まず、エネルギーワークとはそもそもなんだという話ですが、私自身の理解では、エネルギーワークとは、呪文なり印なり意識の集中なりを用いて何らかのエネルギー波長と同調し(別の言い方だと「エネルギーを通し」とか「エネルギーを召喚し」)その状態で相手の方のエーテル体(人間の肉体の周囲に存在するとされる電磁的場)に触れて何かを行ったり、受ける人の身体の内部にエネルギーを送り込む、などを行う技法である…と思っています。

エネルギーを扱う技法としては、より複雑な「儀式魔術」のような領域もあるようですが、それについて私は詳しくないので、詳細はここでは割愛します。ただ、複雑な技法であっても、「あるエネルギーと同調した術者が、その状態を維持しつつ、受ける側(時には人間でない場合もあるのかもしれないですが…)に向きあい、相手の何がしかの変容を意図して働きかけを行う」という基本構造は「エネルギーを扱うワーク」である限りおそらくほぼ共通と思います。こういった世界では、自分の内部のエネルギーを消費するのではなくて、あくまで自分の身体は外部のエネルギーの通り道のようなものとして扱うなんていいますね。

なお、エネルギーの由来がどこなのか(例えば○×次元のエネルギーとか)やそれぞれのワークの効果については色々な説や説明があるようですが、これについても、私は説明できる立場にないのでノーコメントです。専門家の方が答えてくださるでしょう。私の体験から言えるのは、エネルギーの出所や効果については不明であるものの、そういったエネルギーは確かにある程度敏感なら感じられるし、色々な種類もあるようだし、受ければなにがしかの体感もある、ということくらいです。


◆エネルギーワークとクラニオとの違い1
比較の対象が対象だけに、スケールの大きな話となりましたが、クラニオ・バイオダイナミクスと上記で説明したエネルギーワークとの違いは、簡単にまとめると、例えば以下等が挙げられます。
 「エネルギーは使わない、少なくとも意図して同調しない」
 「相手に対して働きかけを行わない」
 「相手の物理的な体の動きを主に認識し、向き合う対象とみなしている」
 「開始前にセッションに明確な目的を定めない」
以下、順に説明してみます。

はじめの「エネルギーは使わない、意図的に同調しない」は、文字通り、クラニオでは相手に触れているだけで、相手にエネルギーを送ったり、術者自身が自ら「エネルギーを同調させて」対処したりしないという意味です。なお、受ける側の身体内部のエネルギー的な流れ(ポーテンシー)に方向付けを与える「Vスプレッド」という技法もありますが、その流れが「受ける方の体内のエネルギー」であったとしても、術者はあくまで受ける方の身体内で起きていることに意識を向けるだけで、外部のエネルギーと同調したり、自分の身体からエネルギーを送るわけではない、という意味では、やはりエネルギーワークとは異なるといえます。

第2の「相手に対して働きかけを行わない」は、これまで何度も書いてきたように、クラニオの術者は受ける側の状態には介入せず、ひたすら「プラクティショナーニュートラル」の状態で静かに待ち続ける(必要に応じてその状態のまま対応を行う)ことがセッションの中心、という意味です。おそらくたいていのエネルギーワークは、エネルギーを介して受ける側に微細なれども何らかの働きかけを行うと思うので、その点は異なると言えます。

◆エネルギーワークとクラニオとの違い2
第3の「相手の物理的な体の動きを主に認識し、向き合う対象とみなしている」というのは、文字通り、クラニオで感じているのは、物理的肉体の微細なリズム(規則的な動き)であって、どんなに細かかろうとそれは物理的に存在しているものである、ということです。事実、それらの動きは機械や映像でも観測できるとのことです。
クラニオでは細かなリズムである「1次呼吸」であるとか、先ほど記述した「Vスプレッド」使用時などに観測対象となる「ポーテンシー」などをセッション中に体感することがあります。特に、1次呼吸の種類の中でも「ロングタイド」くらい細かくなると、感触としては粒子がさらさらと動いている感じで、あるのかないのかよくわからないこともあります。
しかし、それらの働きやその源が何であれ、体の内部の色々な働きを「身体から伝わる微細な動き」を介して存在を認識しているという点は共通です。物理的な肉体を介して色々なフィードバックを得ているという意味では、ほとんど形がないような対象を扱っていても、クラニオは「ボディワーク」といえると思います。

第4の「開始前にセッションに明確な目的を定めない」は、エネルギーワークの場合は「○×のためのワーク」とサービス名に銘打ってあることが多いように、セッション目的が始める前からある程度明確であったり、手順がほぼ決まっている(と思われる)のに対し、クラニオセッションは実際に相手の方に触れて始めるまでその後の展開や着地点は明確にはわからないということです。責任放棄ではなくて、そういう態度を徹底することで効果を発揮できる技法なのです。
「受ける方のポジティブな意味での変容を期待している」という点では両技法の目的はおおむね共通と思いますが、クラニオではあくまで受け手の方の身体が今できることや、触れてみて実際に起こってくる反応にアドリブ的に対応(見た目はじっとしていますが…)します。そのため、受ける方の希望にできるだけ対応する心づもりではいるものの、実際に行うことは、ともかく「(術者が「プラクティショナーニュートラル」であり続けることで) 受ける方の身体が適切に変容しやすそうな環境を用意すること」であり、「何かの目的に向かって身体に働きかけを行う」という方針はありません。



…私がいま思いつく両技法の違いとしては、こんな感じです。もちろん、エネルギーワークの世界も広いと思うので、上記の説明に当てはまらない技法もいろいろあるだろうと思っています。
書いていたら何やら話がまほう的になってきたので、かえって混乱を招きそうな気もしてきましたが、クラニオの特徴を若干なりともイメージできる素材の1つとなれば幸いです。

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朧 こと 今野
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会社員生活の傍ら、ICSBという団体の教程で手技セラピー「クラニオセイクラル・バイオダイナミクス」を学んでいます。

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