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クラニオセイクラル・バイオダイナミクスや身体に関する色々を気まぐれにつづります。
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前の記事の続きシリーズです。今回はトラウマ化などの症状とクラニオ(などのボディワーク)の関連についての覚書です。これまでの記事と重なる内容はありますが…。
今回は主にクラニオとトラウマソリューション「ソマテック・エクスペリエンス」の考えを参考にしています。


まず、「トラウマ化」ですが、これは、(私の理解では)大きなショック(精神的、肉体的どちらでも。精神的なショックも結局は肉体の反応なので)、もしくは中規模のショックを継続的に受け続け、神経が「過活性」になっている状態です。一般に言われる「トラウマ」とは必ずしも一致しません。過活性というのは、興奮している・過敏になっている(交感神経の過活性)以外に、ぐったりして動けない・硬まっている(副交感神経の過活性)も含まれます。

このような場合、肉体自体は緊張はしているにせよ、どこかが損傷したりはしていないと思うので、薬物が使用されることがあると思われますが、時にはデリケートになっている神経系にさらに刺激を追加して混乱させてしまうこともあるようで、個人や症状ごとに相性や効果の差があるようにも思います。効かないのではなく、あまりにも効きすぎるゆえの問題も時にありうるということでしょうか(そういう例もありうるというだけで、投薬に反対しているわけではないです)。

このトラウマ化に関しては、クラニオやほかのボディワークが比較的活躍できる領域ではないかと思います。行うこととしては、肉体への何らかの変化を促すことで、自律神経の過活性状態を通常のバランスのとれた状態に近づける援助ができるということです。これらのワークで症状が消えるかはわかりませんし、なくなるにしても1度や2度のワークでは解決しないかもしれませんが、副作用の心配なく、少しでも楽になる・ひと息つける可能性がある、という意味では価値があるのではと思います。要は、精神の影響は肉体に現れる以上(分かりやすい例だと、頭や胸が痛いとか、全身が緊張しているとか)、肉体に対する無理のないアプローチは、何らかの援助に結びつく可能性が高い、ということでしょうか。


また、トラウマ化と若干似たこととして、「何らかのショックを受けた後の防御反応として起こる、緊張や身体のゆがみのパターン」というものがあるかと思います。こうやってできた緊張・ゆがみの中心となる点を、クラニオでは「不活性なファルクラム」といいます。なんかクラニオの常として、かなり分かりやすさが微妙な表現ですが、とりあえずこのまま呼びます。

前の記事に書いた「偏り疲労」は自分の日常動作や日常生活で溜まる「疲労の一種」と呼んでもよいと思いますが、「不活性なファルクラム」は主に精神的ショックとか、事故のような物理的なダメージとか、何らかの外的要因によって発生することが多い印象を持っています。この場合、歪みといっても、防御反応としてショックを吸収するために体が自発的に行ったことなので、むりに解除することは難しいようです。それでも強引に解除した場合、身体はその「調整」の結果を補償するかのように(まだ身体は緊張を解く準備ができていないんだ、と主張するかのように)、別の部位に緊張を起こしたり、ほどなくして元の状態に戻ってしまうことがしばしばのようです。完全に体の声を無視したやり方を行った場合は初期状態より緊張してしまうこともあるようですが、まあ、そんなことはそうそうないとは思います。

このようなときに、クラニオやその他の身体の声・欲求を聴いて行うボディワークならば、必ず状況を解決できるとは限らないにせよ、身体に十分な準備を与えたうえで無理なく歪みのパターンを軽減できる可能性があるのでは、とは思います。少なくともきちんとやれば身体に負荷が少ない方法ではありますから、余計歪んでしまうようなことは起きないと思います。まあ、この「不活性なファルクラム」も強度はいろいろで、休んだり、時間がたてばなくなる場合もあると思いますし、これ単体で命にかかわることはあまりないとも思うので、日常生活に支障がなければ特別なワークを無理に受ける必要はないかもしれませんが。


長くなったので後半に続きます…

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朧 こと 今野
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会社員生活の傍ら、ICSBという団体の教程で手技セラピー「クラニオセイクラル・バイオダイナミクス」を学んでいます。

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