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クラニオセイクラル・バイオダイナミクスや身体に関する色々を気まぐれにつづります。
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なんとなく思いつきで、「色々な不調とクラニオのかかわり」みたいなものについて書いてみたので、不完全なりに載せてみます。仮説や推測も含まれており、正確ではない部分もあるかもしれないので、あくまで参考と考えてください。今回は「偏り疲労」についてです。これは野口整体の言葉で、書いている内容は野口晴哉先生の著作や、整体協会の小冊子「月刊全生」の内容を参考にしています。



偏り疲労というのは、日常のからだの使い方による疲労やゆがみ全般というところでしょうか。別の記事でいずれ書くつもりですが、精神的な負担や大きな物理的ダメージを受けることによって身体のパターンとして蓄積する「トラウマ化」のような負荷よりも軽度な、日常生活の身体使いの中で発生する疲労と考えてます。例えば、パソコンを使って目が疲れたとか首が緊張した等です。

そのほか、野口整体で言う「体癖」のような、姿勢や身体の使い方の癖が個々人にはあると思うので、誰にでも先天的に疲労しやすい部位があると思われます。そのため、 多分、究極の良い姿勢(あるのか知りませんが…)をしても体癖がなくなることはなく、超絶的に精密な体の使い方をしても(多少日常の疲労は減るかもしれませんが)一切身体に疲労を生じさせないことは不可能だと思うので、生きている限り疲労したり、どこかがゆがんだり固まったりするのはしょうがないと思われます。シンメトリーな身体の人間なんていないので、自分のゆがみのくせや疲労といかに付き合っていくかを考えた方が建設的かと思われます。


ただ、人体には自ら調整する作用がありますから、軽度な「偏り疲労」なら睡眠や休息、習慣的な運動などでかなりの部分が相殺されているはずです。偏り疲労の蓄積の過程で完全に体の新たなパターンとなった場合(たとえば近視になったとか…)などは、解消が難しいと思いますが、 それはそれで身体が「現在の生活環境に適応」した結果とも言えるので、日常が若干不自由かもしれませんが、身体のバランス全体で見れば結果オーライなのかもしれません。

そして(近視などはとりあえず脇に置いて)、偏り疲労が睡眠による休息程度で対応できず、身体全体に大きなバランス調整が必要なほどに蓄積した場合、野口整体では身体の調整作用の一環として風邪を引き、風邪ではどうしようもないほど疲労が多い場合や、上手に風邪を経過できなかった場合は、別の病気になることで身体は自分に強制的に休息の機会を与えようとすると考えられているようです。なお、どんな病気でもその役割を果たしているのかは不明です。感染症などは違いそうな気もしますし。



なお、風邪を引くたびに自分に対していろいろ実験した結果からの個人的な見解ですが、風邪はひき始めたら、その働きに乗っかって普通に休んだ方が(既に風邪それ自体が回復作用なわけですから)よく、その上にクラニオなどをやっても特に回復が早まることはない気がします。身体は多少楽になる感じがしますが、全体のスパンから見ると多勢に影響なしのようです。個人的には、水分を多めにとって、暖かくして寝るだけです。そういう意味では、日常の軽微な偏り疲労に対してはあまりボディワークの類を殊更に動員しなくてもよいのかもしれません。

偏り疲労に対してのクラニオほかボディワークの役割としては、「疲労がある一定以上蓄積され、かつ風邪による調整が必要になる前段階」での疲労回復や、「日常生活の中で付与され、身体の癖になってしまったパターン」の若干の負荷軽減になら効果があるように思います。もっとも、それらも身体がバランスをとった結果として生じたものであるので、身体の状況を顧みず方よりを「修正」した場合は、その反動で(身体がバランスを取り戻すために)いきなり風邪をひいたりするかもしれませんが。


あとは、具体的にデータがないので明言はできませんが、クラニオほか、ボディワークの類は、野口整体などでいうところの「体の弾力性を保つ」ような効果が見えない部分であるのではと思っています。身体の弾力性というのは、身体の敏感さ・回復力・適応力というところだと思っています。具体的には、色々な環境変化に順応しやすくなる(人づきあいスキルなどはまた別として…)とか、休むべき時に敏感に体が反応するとか、睡眠時の疲労回復能力が十分に発揮されるとか(深い眠りがとりやすいといった意味で、睡眠が短いほうがよいといった意味ではないです)いった意味合いです。
実際、個人的経験としても、プラクティショナーとしての練習などでクラニオを受け続けている人がクラニオを受けた場合、はじめてクラニオを受ける方より身体は短時間で静まりやすいです。もちろん、ゆがみが全然ないわけではないですが、クラニオを受け続けていくうちに、回復する機会をしっかり活用しようとする身体になっている気もします。これは多分ほかのボディワーク、適切な武術の稽古などでも同じでしょう。



…なんだか思った以上に長くなってしまったので今回はこの位にしておきます。
前にも書いた風邪の話題が案外入ってしまいました。まあ、風邪の調整作用というのはなかなかに大きなもので、少々痛かったりしんどかったりはしますが、自分の身体が自分にボディワークをやっているような、文字通りの調整作用なのだと思ったらよいと思います。なお、「風邪の経過方法(風邪の時期の過ごし方)の例」は野口整体の書籍にいろいろ書いてありますが、私自身は参考にするもしないも個人の好みでよかろうと思っています。

ちなみに、なんでこんな記事を書きはじめたかというと、割と前から、(最終的には受ける方の身体が決めることとしても)いったい私はクラニオセッションの主たる目的を結局どこに置いているのか受けることの主なメリットなのかを(受けないとどっか悪くなるぞみたいな脅し文句ではない、自分の言葉で)どう伝えればいいのか、などが私の中でどうもあいまいだなという思いがあり、そこらについて常に考えているところがあります。これはその答えさがしの取り組みの一つみたいなものです。

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朧 こと 今野
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自己紹介:
会社員生活の傍ら、ICSBという団体の教程で手技セラピー「クラニオセイクラル・バイオダイナミクス」を学んでいます。

「★クラニオバイオリンク集」ではここ以外のクラニオバイオ関連サイトを紹介しています。

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