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クラニオセイクラル・バイオダイナミクスや身体に関する色々を気まぐれにつづります。
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このブログには「ぶじゅつ関連」というカテゴリが一応用意されているのですが、ほとんど使われてない気がするので、たまにはそちらの話題でも。


私は中国武術を習っています。現時点で習っているのは、太極拳と形意拳という拳種です。格闘技や競技ではなく、主に伝統的な套路(型)をひっそり学んで楽しむものです。私は以前他の武術をかじってきた経験はありますが、これらに関してはまだ習い始めて1.5年くらいなので、ほぼ初心者です。なお、これら2つは正確には「孫家拳(孫禄堂先生という達人が創始したため、孫さんの家に伝わる拳術というような意味で孫家拳です)」という流派の体系に含まれているものです。孫家拳には他に八卦掌という拳種も併設されていますが、私はまだ習っていないのでここでは省略です。

太極拳はともかく、形意拳は中国武術が好きな方でない限り、あまり知られていない拳種だと思います。多分誤解を招くだろうと思いつつ見た目だけ言うと、拳で突いたりしながら、若干変わった動きで直線を黙々と往復して稽古する、地道な雰囲気の流派です。対人の型や武器術もあります。いずれもやはり黙々と往復している感はあります。
動作の見た目はシンプルですが、その中に人の合理的動作のエッセンスが内包されているようで(これは他の武術も同じと思いますが)、近代に多くの有名な名人を輩出した流派として(習ってる人の間では)有名です。なお、興味があるかたは教室のホームページに行けば流派の詳細がありますので、私の適当な説明は忘れて、そちらをどうぞ。⇒ 教室のHP


で、その形意拳(孫家拳ではどの拳種から始めても習いますが)には「三体式站椿」と呼ばれる基本の鍛錬法があるのですが、これがやたらきつい代物なのです。片足に重心をかけつつリラックスしてまっすぐ立つのですが(他にも色々な要点はありますが、私の理解が至っていないので省略します)、見た目は単純そうなのになかなか言われたとおりの形にならず、しかも、軸足にかかる負荷が尋常ではなく、はじめは数十秒も立っていられません。足が痛くなったら軸足を逆の足に替えて立つ、を繰り返しますので、倒れたりはしませんが。

このように、三体式站椿は教室の平和な雰囲気と裏腹に、ただ立っているだけなのに割と泣きそうな稽古なのですが、これが妙に癖になると言いますか、私も最近は仕事の帰りが遅かったりしても、これだけは毎日やらずにはおられなくなっております。というのも、これをやると身体が短時間に整うようで、1日の終わりに立っておくと、その時は多少しんどいですが、少々の肉体の緊張くらいならほとんどなくなる感じがあるのです。汗もだらだらとかきますが、同時に老廃物が抜け出ているような感じもします。足はきついですが、力んでいるわけではないので、筋肉痛にはなりません(やる時間が短いって事もあると思いますが)。


クラニオもやる側の人はじっとしていますが、この三体式站椿などの中国武術の静的鍛錬(三体式以外にもいろいろな「站椿」があります)はそれとはまったく質が異なるもので、身体に「ある理想的な姿勢」を体験させ、流派の戦術・動作を効率的に駆使しうる身体を作っていこうとすることが目的と思われます。
そんなわけで、やっていて身体が自然と整うだけでなく、ある程度の期間やっていると肉体が内側から作り替えられていく感じはあります。この稽古を始めた当初、私の姿勢はかなり猫背気味でしたが、1年半程度でもかなり姿勢が良くなり、視界も広がりました。「武術稽古による健身効果」という意味では分かりやすいものがあります。こういった話は他の流派でもしばしば聞きます。

姿勢と言っても、見た目が整っているだけではなく、概ね要求通りに立つと身体のエネルギーが自然と流れる感じがあるなど、色々な見えざる合理的要素が含まれているようでもあります。これを発案したかたは人間のいろいろな側面が深く分かっていたんでしょう。
このきつい稽古の醍醐味はクラニオとはまた異なるものですが、世界観の違うものを両方やっていて良かったと思うことは多いです。結局、学ぶ流派の紹介だけになってしまったようなので、考察などについてはまたいずれと言うことで。

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プロフィール
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朧 こと 今野
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男性
自己紹介:
会社員生活の傍ら、ICSBという団体の教程で手技セラピー「クラニオセイクラル・バイオダイナミクス」を学んでいます。

「★クラニオバイオリンク集」ではここ以外のクラニオバイオ関連サイトを紹介しています。

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