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クラニオセイクラル・バイオダイナミクスや身体に関する色々を気まぐれにつづります。
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現在、私は10月に提出用のクラニオ論文を書いており、作業も終盤に入りつつありますが、私の場合「技法」という言葉にこだわる構成となっています。クラニオ・バイオダイナミクスは、その思想や立ち位置からして、ある意味手順や形のない漠たる世界を扱う物であり、技術とか技法といった言葉で語らない方がよい部分もあるのかも知れぬとも思います。
実際、私自身、クラニオの技法としての優位性を語るつもりもなければ、積極的な勢力拡大を意図しているのでもなく、このブログでも世の中にはこういう技法もあるんですが…程度のノリでつぶやいているだけのことで、技法という言葉そのものにはそう極端な思い入れがあるわけではないです。


それでも「技法的視点」にこだわるのは、クラニオについて「他者に客観的に語る」には、結局そのような目に見える部分を通じてしかないと思うからです(まあ、気の利いたネーミングやら詩的な表現などが私は極めて苦手だということもありますが…)。
神秘的または感動的な体感、人としてのあり方、無限やら自然やらといった色々な概念は、目に見える技法という「土台」を踏まえた上で自然と現れてくる「結果」を主観的に眺めたものであって、それらに関しては、自分の心の中にしまっておけばよいのではと個人的には思っています。
むしろそういった神秘的領域を理論化したりすると妙な方向に突貫しそうです。例えば、クラニオを扱うにあたって、「愛が重要」などと言われたら私はどうすればいいのか分からなくなってしまいますし、初心の方への伝達も困難かと思われるので、結局は武術などと同じく、どんな技法だろうと最初は形から入るしかないだろうとも思います。


もっとも、クラニオの目に見える部分といっても、ほとんど動いたり手を加えたりしないので、「姿勢」と「触れ方」と「いくらかの例外的手法」程度のもので、「今の身体感覚」「意識の置き所」などの見えるような見えないような部分が占める部分も比較的多い気がするので、なかなか表現は難しい物があります。あえて言うならば、地に足をしっかりとつけて、無理のない程度の緻密さでリラックスしたまっすぐな姿勢を構成し、意を全身にいきわたらせるか、その上でどのように相手に対するか…を深めていくこと、が「クラニオの技法」だといえるでしょうか。


個人的には、「技術・技法」という言葉は、しばしば連想されがちな、ハウツーでもテクニックでもない懐が広いものであると思っています。「なにかの形・手順によって他者に伝達が可能」で、「熟練による上達がある」もので、「上達に伴いおのれ自身の立ち位置も変わっていく」余地があるものであると見なしています。
結局のところ、技術も高まれば自然と「自分と一体化」し、「無形」に近づくものであって、武術の達人の逸話などに聞く「その人自身が技」のような領域について語られることもあるのでしょう。これは多分、伝統芸能でも、プログラマーなどでも、どんな技術でもあることなのだろうと思います。それと同時に、形や原理原則という目に見えるものがあるから、曖昧な状況に陥りがちな技法であっても、原点に還る道標にもなり得るのだろうとも思っています。

クラニオセッションでは色々な体験に出会いますが、セッション中に出会う未知の体験に埋没したり、その体験に妙な解釈を加えずに中庸に向き合うための備え(いうなれば、見えざる世界に対するための身の処し方)として「形として伝えられる技術的部分」が必要だとまとめられるのかも知れません。

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プロフィール
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朧 こと 今野
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男性
自己紹介:
会社員生活の傍ら、ICSBという団体の教程で手技セラピー「クラニオセイクラル・バイオダイナミクス」を学んでいます。

「★クラニオバイオリンク集」ではここ以外のクラニオバイオ関連サイトを紹介しています。

クラニオセッションは現在、ブログ主と近しい方、ICSBのクラニオ・バイオダイナミクス学習者を中心に限定的に実施しています。
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