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クラニオセイクラル・バイオダイナミクスや身体に関する色々を気まぐれにつづります。
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先日クラニオをやっている知人と交換セッションをしたのですが、こちらは最近のマイブームよろしく、ともかく馬鹿正直に「可能な限り余計なことをしない(最低限のことだけする)」をもっと追求してみようということで、その方針を実施しました。
結果、概ね良い感じになったわけですが、今回の発見としては「1次呼吸の動きを見ようとする」こと自体が既に余計なことだったのではないか、ということ。もちろん、その働きを「がんばって見ないようにする」のでもなく、「全体としての身体の色々な変動の中に1次呼吸もある状態」をただ感じている、という感じです。

これは、小難しく言えば、「方法Aにより、身体のある部位に意識を集めるとB状態(例えばゆるむ)になる」という「因果関係」でものを捉えようとしたり、「全体」の中に因果関係を探したり(作ったり?)するのではなく、「リアルタイムに変化する全体」をまるごとただ見つめるというようなことでしょうか。そうすることで、何か起こるべき事が起こっていくというような。


1次呼吸はクラニオでは重要な要素とされますが、クラニオ・バイオダイナミクスでは1次呼吸をコントロールするようなことはしません。これはたとえば、「1次呼吸の働きによって動いている体液の具体的な挙動を、のぞき込んで観察」したり、「エネルギーややや強い意識で体液の方向付けをするなどの操作」といったことですが、より厳密に行おうとすると、「1次呼吸の働きを特に見つめようとする」こと自体も、ある種の緊張になっているのではないか、と感じたわけです。

私は、1次呼吸によって動かされているものになんとなく注目している時に、結果的に自分自身の身体が緊張しているなと感じたわけですが、こういう深い状態でのセッションでは、「同調」によって、自分の緊張というのは相手に結構正確に伝わるものなので、それもないほうが良いのでは、と感じたわけです。まあ、これも要は「軽いのぞき込み」なのかもしれませんが、まだ相手に対して色々な事をしているのだなというのは感じられました。


とはいえ、「何もしない」を突き詰めて「相手を放置する」になってしまっては本末転倒(何も起こらなくなる)なので、どこまで最小限度の「やってよいこと」を私は行ってよいのか、そして、最低限のことを行うという条件のもとで、身体にとって「もっともしっくりくる」状態が生じるのはどの地点なのか、といった特性は今の私が「ちょっとやらなすぎ」である可能性も含め、少しずつ探求・把握したく思うわけです。
また、クラニオも対人技法のひとつでありますから、身体に任せる方針の技法とはいえ、受けた方に何らかの身体でのまなびや体感としての満足感を持ち帰ってもらえたらという気持ちは当然あるわけです。そんなわけで、自分の行動を「どこまでならカットしていいのか」ということが今後のテーマになっていきそうな気がしたセッションでした。


「何もしない」というと誤解を招きそうなので別の表現を借りてくると、クラニオ創始者のサザーランド博士は「静まりて聴くべし」という言葉を残されたそうです。「ただ相手の身体の声を聴く」というところでしょうか。このほうがロマンチックかつ、怠惰な響きがなくて良いかも知れません。つまりは「なにを、どの程度、どんな態度で、聴くか」あるいは、「聴く以外」のことはどの程度まで許可されうるのか、といったその辺りの細かい部分を探求しようとしているということです。これからは「何もしない」ではなくて「声を聴く」と言ったほうが良い気がしてきました。

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朧 こと 今野
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自己紹介:
会社員生活の傍ら、ICSBという団体の教程で手技セラピー「クラニオセイクラル・バイオダイナミクス」を学んでいます。

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