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クラニオセイクラル・バイオダイナミクスや身体に関する色々を気まぐれにつづります。
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ある身体技法体系を一通り学ぶのに時間がかかるのは、練習を重ねるうちに、技法の奥底に流れるエッセンスのようなものを体得していくのに時間がかかるというのがあるかも、と前の記事では述べてみましたが、「術者自身がその技術を使いこなすために自分自身を整え、自分の土台を作るのに年月がかかるため」という点もありそうに思いました。
きっかけは以下のエネルギーワーカーの方のブログを読んだことです。

●「セラピストの自己メンテナンスの重要性」
http://angel.ap.teacup.com/yukoji/1085.html
主にエネルギーワーカーの方向けの表現になっているようですが、本文中で使われている言葉をいくつか変えれば、ボディワークの類でも、場合によっては武術などにも当てはまるかもしれないと思いました。

これを「癒し」といった言葉を使わずに自分なりに述べるならば、「相手に何らかの技術を持って対するのにあたっては、まずは自分自身がしっかりとした土台を持たねばならず、その土台ができるにはある程度の時間がかかる」というところでしょうか。
他で余程の経験を積んだ人の場合や、身近な人に手軽に使う目的で学ぶ分にはそこまできっちりする必要はないかもしれませんが、ある技法の看板を背負って不特定多数の方に対人技法を行うに当たっては、やはりそういった土台があることが望ましいとは私も思います(私自身の「土台」の軟弱さには反省の念を覚えますが、それはとりあえずここでは置いておくとして)。まあ、どう学ぼうと個人の自由ではあるのですが、そういった土台があったほうが対応力も増すだろうし、何より自分自身が安全だろうと思います。
要は、他人のために何かを学ぶという思いがあったとしても(私自身はそんなに立派な動機はないです)、その手段を得るには「自分自身のための学び」をきっちり行う必要があるということでしょうか。


少し視点を変えて、メンテナンスという言葉から考えると、ある技法体系を学ぶ時に、自分で技術経験を積み重ねるのみならず、自分がほかの人の技法を「受ける」体験が大きな役割を果たしていそうです。
実際、私が学ぶ講座でも、講座や講座の合間には、同期との「交換セッション」で自分自身が「受ける側」になったり、また、すでに活躍している先輩のプラクティショナーからも規定数のセッションを受けることが修了条件として課せられています。それらの体験によって、先輩方の手順を学んだり、セッションそのものの恩恵を受けられるとともに、自分自身の疲労しやすい部位などについて(ひいては自分の日常の行動パターンについても)理解を深められる部分もあり、それが結果的に「相手に対するための土台」の一部になっていくのかもしれません。
セッションを受けてみると、結構疲れていたんだなとか、平気だと思っていたが実は煮詰まっていたようだ、など、色々感じるところはありますが、やはり1回や2回受けただけだと、気持ちよいとか手順がどうだというレベルで終わってしまいそうであり、何年も(私の場合は必要性を必ずしも感じずに受けるのでなおのこと)受ける立場になることで見えてくるもの、身体で学ぶものもあるのだろうと思います。


もっとも、クラニオの場合、セッションの恩恵といっても、私自身に関して言うならば、確かに「長期的に見ると前の自分と何かが違う」感じは明らかにするのですが、私は自身にめだった体調不良や病気や大変な悩みがあったわけではないので、具体的に何が変わったのかはなかなか表現し難いものがあるのは困りものです。
しいていえば、会社づとめなどをしていて、前よりも「色々対応できるようになった」「安定した」という実感はありますかね。まあ、これは単純に仕事に慣れたとか、武術の稽古の影響とか、その他の要因もあるに違いなく、クラニオが全面的に影響しているわけでもないでしょうが、「私が今の私になる」ためにクラニオの学び(やる側としても、受ける側としても)が重要な役割を果たしてくれたのは間違いないと思っています。仮に私が今後クラニオをやらなくなったとしても、その思いはなくならないと思います。


なんだかまとまりがない話になりましたが、何かの技法体系の学びがしばしば長期に及ぶのは、技術を身につけるのみならず、「それを使うにふさわしい自分自身」へと自分を整えていく過程を着実に踏んでいくため、という説明は、理由のひとつとして納得のいくところです。

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プロフィール
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朧 こと 今野
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自己紹介:
会社員生活の傍ら、ICSBという団体の教程で手技セラピー「クラニオセイクラル・バイオダイナミクス」を学んでいます。

「★クラニオバイオリンク集」ではここ以外のクラニオバイオ関連サイトを紹介しています。

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